道指定史跡 地鎮山 巨石記念物


小樽市忍路
三笠山から西に約1kmの地鎮山(標高約50m)の山頂




地鎮山巨石記念物の造られた時期と発見
地鎮山巨石記念物は縄文時代後期の墳墓遺跡で。昭和24(1949)年、駒井和愛、名取武光氏らによって調査されました。立石を12個、間隔をあけて長径10m、短径8mの環状に並べています。環の内部の中央よりやや南寄りに小さ な円石が円形に敷き詰められ、更にこの地下部分から、およそ2メートル四方、深さ0.9メートルの正方形の穴が発見されました。穴の底には河原石を平らに敷き詰めてられており、穴の中からは遺物は発見されませんでした。昭和25(1950)年8月に北海道指定の史跡となり、周辺は整備され見学にも便利になりました。




資料提供 小樽市教育委員会

「地鎮山巨石記念物」に関するメールでのお問い合わせは
石川学芸員
社会教育課文化財係(0134-32-4111内線532)
担当:青木学芸員までお願いします。



小樽の史跡・文化財ページへ